肛門外科(痔の日帰り手術)
肛門外科(痔の日帰り手術)について

肛門外科では、痔の診察、治療を専門的に行います。痔には、いぼ痔(内痔核、外痔核)、あな痔(痔瘻、肛門周囲膿瘍)、切れ痔(裂孔)などがあります。直腸診などを行って、痔の診断、治療をしていきます。排便時に出血を認める方には、大腸癌、直腸癌の可能性もあり、痔の治療に加えて大腸カメラ検査を行う場合があります。
痔疾患の中で一番頻度の高い内痔核の治療では、投薬治療、ジオン注射(内痔核硬化療法)、痔核結紮切除などを行っています。
当院で行う手術はいずれも日帰り手術になります。痔の患者様においては、排便習慣の管理がとても重要であり、その指導も行っています。
痔でお悩みの方は
お気軽にご相談ください
痔はデリケートな問題であり、なかなか相談しづらい方も多いと思います。当院は肛門外科以外にも内科、外科、消化器内科を標榜していますので、痔の治療で来院されたという事が分かりにくい医院です。痔の治療も様々ですが、仮に手術となった場合でも手術自体は20~30分で終わります。また、手術も従来法に比べると出血も痛みも少ないため、安心です。痔でお悩みの方は内科、外科、循環器内科の診療の時でも構いません。お気軽にご相談ください。
主な痔の種類と治療法
痔核(いぼ痔)

痔核はできる場所によって、内痔核と外痔核に分けられます。内痔核は肛門の内側、外痔核は肛門の外側にできるものです。内痔核が大きくなると外痔核を伴うようになります。内痔核の一般的な手術適応は、排便時、毎回脱肛して指で戻すようになった患者様です。外痔核が腫れて、強い痛みを伴う血栓性外痔核をきたした場合も血栓摘出術の適応です。
治療法
当院では、内痔核に対しては、まず保存的治療を行います。これで効果がなければ、内痔核に対してはジオン注射(ALTA治療)を、内外痔核に対してはジオン注射(ALTA治療)+結紮切除術を行います。また、ジオン注射(ALTA治療)が難しい妊婦さんなどにはゴム輪結紮療法を行います。血栓性外痔核に対しては血栓摘出術を行います。
裂肛

肛門の出口付近が切れて起きるのが裂肛です。特に硬い便が出た後に起こることが多いです。これを繰り返していると肛門狭窄が起きます。
治療法
痔核と同様にまずは保存的治療を行い、それでも良くならない場合には手術を考慮します。
肛門周囲膿瘍・痔ろう

痔瘻は直腸と肛門近くの皮膚の間に膿がたまり、管が出来てしまう状態を言います。膿が沢山溜まった状態を肛門周囲膿瘍といい、痛みと発熱があります。これに対しては切開排膿術を行います。その後、膿が溜まっていた部分にトンネルができて痔瘻となります。
治療法
肛門周囲膿瘍に対しては切開排膿術を行います。痔瘻は単純なものと複雑なものとに分けられ、当院では、単純な痔瘻については、タイミングを見計らい、シートン法を行っております。複雑な痔瘻の場合には近隣の病院を御紹介致します。
肛門ポリープ

肛門ポリープは、慢性的な下痢や便秘、裂肛などに伴って発生する、いぼ状の突起物です。大きさは米粒大から親指大までさまざまです。
肛門ポリープがあると、便が出た後に肛門からポリープが飛び出し、出血や痛みを感じることがあります。飛び出したポリープは押し戻すことで一時的に症状が良くなるケースも見られます。しかしポリープが大きい場合は常に便意を感じたり、ポリープが出たり入ったりを繰り返すことで肛門の皮膚が擦れて、かゆみが出ることもあるので、治療を検討いたします。
治療法
肛門ポリープの治療は、ほとんどのケースで日帰りでの手術が可能です。局所麻酔後にポリープを切除し、術後の痛みはほとんどありません。ただし、肛門ポリープが肛門の裂け目や痔瘻(じろう)、痔核(じかく)などの肛門の病気と一緒になっている場合は、併存する病気に合わせた治療方針を立てなければなりません。
痔の日帰り手術の
安全性と確実性

今までは、痔の手術は、術後に痛みや出血があるので、入院で行ってきました。しかしながら、最近は、治療方法、とくにジオン注射(ALTA療法)の普及に伴い、日帰りで手術を行うことが増えてきました。ジオン注射(ALTA治療)の特徴は、注射するだけなので、“切らずに直す”ことでした。当院では、より痔の再発を抑えるべく、痔の内側にジオン注射(ALTA治療)を行うのに加えて、痛みは多少ありますが、あえて痔の外側の切除を行っております。
手術実績
| 令和6年10月1日 ~令和7年9月30日 |
165件 |
|---|---|
| 令和5年10月1日 ~令和6年9月30日 |
102件 |
| 令和4年10月1日 ~令和5年9月30日 |
119件 |
| 令和3年10月1日 ~令和4年9月30日 |
94件 |
| 令和2年10月1日 ~令和3年9月30日 |
68件 |
| 平成30年10月1日 ~令和元年9月30日 |
149件 |
| 平成29年10月1日 ~平成30年9月30日 |
151件 |
| 平成28年10月1日 ~平成29年9月30日 |
217件 |
| 平成27年10月1日 ~平成28年9月30日 |
152件 |
手術の流れ
手術当日
手術当日は絶食で
来院していただきます
手術の際は、局所麻酔に加えて鎮痛剤の投与を行います。手術にかかる時間は10分から30分程度です。手術後は2時間程度休憩していただきます。
手術後
手術翌日か翌々日に
来院していただきます
そこで問題がなければ、その後は2週間~3週間ごとに通院して経過を見ていきます。
術後の生活
手術翌日から通常に近い
日常生活を
送ることが
可能です
硬い便が出ないよう、また、いきまなくても便が出るように排便を管理することが重要です。痔の薬に加えて、適宜下剤を処方致します。また、仕事については手術の翌々日ぐらいから復帰できます。ただしこれは一般的なデスクワークの場合で、力仕事に関しては、手術後数週間は避けたほうが良いです。
痔の手術は、程度によって入院が必要な手術の場合もございます。
入院手術が必要と判断した場合には、近隣の痔の手術に対応をした病院をご紹介させていただくか、痔専門の病院をご紹介させて頂きます。日帰り手術が可能なのか、もしくは入院が必要な痔の手術なのかを、しっかりと見極めを致しますのでご安心ください。
手術費用
| 肛門ポリープ切除術 | 8,000円~12,000円程度 |
|---|---|
| 痔核結紮術 | 4,000円~8,000円程度 |
| 痔核結紮切除術 | 15,000円~20,000円程度 |
| 痔ろう根治術 | 10,000円~15,000円程度 |
| 内痔核硬化療法 (ジオン注射) |
13,000円~17,000円程度 |
| 肛門周囲膿瘍切開術 | 6,000円~10,000円程度 |
※3割負担の場合の費用概算です。1割負担の方は上記の1/3程です。
※処方箋料などは含まれておりません。
診療のご案内 Contents
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内科
風邪、花粉症、生活習慣病などの一般内科疾患から、各種慢性疾患まで、患者様の身体の問題を総合的に判断し、適切な治療、管理を行っています。
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外科
すり傷・切り傷、やけど、咬傷などといった外傷全般をはじめ、ケガに対する治療の他、粉瘤・いぼの切除も行っています。
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消化器内科
経験豊富な消化器外科専門医がおなかの触診所見、採血、腹部超音波検査そして内視鏡検査などを行い、適切に診断、治療を行っています。
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肛門外科
痔の診察、治療を専門的に行います。排便時に出血を認める方には、大腸癌、直腸癌の可能性もあり、痔の治療に加えて大腸カメラ検査を行う場合があります。
Surgery
肛門外科
苦痛の少ない、日帰りで可能な痔の手術
肛門外科では、痔の診察や治療を専門的に行います。手術が必要な場合、日本外科学会専門医・指導医の医師による苦痛の少ない日帰りの痔の手術も行っています。
肛門外科(痔の日帰り手術)
Gastroscopy
Colonoscopy
